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2006.12.20

「また居る」

今日は仕事が休み。

種村李弘「書物漫遊記」を手に本屋を ぶらぶら していたら、
ドンっ!と背中を叩かれた、しかもグー、

ナンだぁ! 振り向くと、

「また居る」 の声とガハハと笑うオッサン。
元の仕事仲間で、もちろん先輩ですが、
あまりの挨拶に、

「喧嘩売っとんの? また居るは失礼じゃないのか」
などやり返しても、相手は大口で笑うのみ。

あぁ、相手は悪気の欠片も無い・・・
しかも、「また居る」の意味は、
先日 別の場所で僕の姿を見かけたことに因るものだそうだ。
(挨拶もされていなければ、こっちは気付いてもいない)

それじゃ、こっちからしたらまた会った事にはならんだろう。
と考える間に、相手は二言三言と話を続ける。

僕は何の用事も無い休日には、
この本屋を1,2時間はフラフラしているのがいつもの事。
なのにこの場所で初めて会った人に、
「また居る」と言われて・・・拳固で叩かれて・・・

苛められているのか?
といっても先にも書いたが、相手に悪気の欠片も無い・・・

そう考える間に、
「じゃ、また」 「ああ、じゃあ」
と立ち去っていくのと、居残る自分・・・

こんな事はどうでもいい。

「また居る」 というのはまんざら間違いでもなくて

「渋澤龍彦 蔵書目録」を欲しくて、
今月は時間があるたびに、
それが陳列されたコーナーに立ち寄っています。

¥9,975と高いものではあるけど、
羨望のまま指を咥える子供でも無し・・・

確かに見つけた時のポケットは、購入額に足りない中身でした。
そのとき ふと、
ほんと意味もなしに、

「この本は自分の作品を売って得たお金で買おう」
と、思ってしまったのです。
ちぃっちゃな目標です。

いまは模型を完成させて売ることが、
生業の半分になっている自分です。

タミヤ 1/32 零戦21型
ハセガワ 1/48 震電
バンダイ 1/400 デンドロビウムvsノイエジール
が、12月中にやるべき仕事。

それに情景ベースを数点。

どれでもいいのですが、
依頼のお客様が一番喜んでくれた作品の、お金で この本を買おう。

そう自分に決めて、模型を作っている今月。

それで、本が棚から無くなっては大変。と、気になって
「また居る」 のでした。

この記事を読んでいる方には、
取り置いてもらえばいいじゃん?
また、
面倒なことを考えずに買えばいいのに
と、思われるでしょうが、

こんな些細な事でのワクワクも大切になってきた、
僕が居るのです。

それに、こういう目標があれば、
模型製作にも手を抜けないものね。

来週にはページを開くことが出来るかな。楽しみ。
明日から、また模型を作ります。

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