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2007.03.02

歌川国芳

きんぎょづくし の流れで、
歌川国芳 について、

歌麿、写楽たちよりも後の世代、
1800年を過ぎてからの絵師で、同時代に
広重、北斎がいます。
(北斎は長命で歌麿、写楽とも重なります)

風景画、水滸伝など武者絵、
妖怪画(京極ファンはご存知でしょう)
そして、金魚や猫などのコミカルなものまで色々描いています。

風景画には遠景に霞んだ山が描かれたものもあり、
有名なモネの「印象 日の出」が1872年ですから、
当時の日本の絵師たちの表現力の凄さが窺えます。

また、逆に16世紀の画家 アルチンボルドの
魚貝・果物などを組合わせた肖像画によく似たものも見られ、
国芳が西洋画を勉強、吸収もしていたと思えます。

こう書くと偉そうにも見えますが、
兄弟子・国貞のモテぶりに発奮して絵を勉強したらしいし、
幕府から目を付けられるほど社会風刺画を何枚も描いたとか、
お金に欲が無く、気に入った仕事しかしなかったなど。

ROCK なイメージがあります。

また、三十畳もある紙に水滸伝の英傑を描いた時は、
着ている浴衣に墨を浸して描いたという話も伝わっています。

「面白いことを、やってやろうじゃないか」

という声が聴こえるような絵が国芳には多いので、
興味が湧いた人は画集を開いてみてください。

イメージの枯渇しない画家は、
ターナーなどがそうであるように、
今につながる総てをやり尽くしているようです。

彼の生きた時間は60年あまり。
僕らの生きている時間はもう少し長いかな。

自分達は、たかが模型という遊びですが、
ちょっとでもその気概を感じて、面白いものをやらなければ。
イメージを形にしている甲斐がなくも思える 
国芳の活躍ぶりです。

さぁ、夏はどうしようかな。

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