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2007.06.12

スモールプラネット

写真集「スモールプラネット」 本城直季

じっくり眺めて いろいろ考えました。

写真家の本城直季は、この写真集とともに
NHK・トップランナーで紹介されたり、本の装丁に
その写真が使われたりもして、
            知っている人も多いかと思います。

さて、気になったのは、
彼の写真が ジオラマ と評されること。

風景写真なのですが、
高いビルの屋上から風景を選んで撮影されるもので、
人間、車、建物がちぃっちゃく見えます。

ただ、これだけでミニチュアに観えることはないでしょう。
写真は焦点の合った部分をトリミングするのではなく、
その手前と周囲のボケた部分を残してあります。

写真のなか、7割はぼやけた部分でしょうか。

また鮮やかな色があるもののほうが、
よりミニチュアっぽく見えます。

微妙な色合いがとんで、
それぞれの色が単色になるからでしょう。
オモチャっぽく見える。ということです。

そして、ちいさな人工物がある。のが大事な要素で、
小さい=ミニチュア
単純な色を使う
ミニチュアのある風景=ジオラマ
となるのではないでしょうか。

 
それで、本物の風景より離れる写真となっているようです。

そもそも、なんでこのようなことを書くのか?

それは、自分がジオラマで遊んでいるからです。
僕らのしている事は、
      ミニチュアをどう本物ぽくするかという遊びです。

でも、写真集 スモールプラネットを見ながら思ったのは、
オモチャっぽい=カワイイ
この要素も大事なのだと。

リアルを突き詰めていけば、窮屈になっていくばかりで、
模型ならではの遊びも忘れてはいけない気がします。

そういえば、清少納言も 
「ちぃっちゃいものはみなカワイイ」 などと書いていたし。

もともとの模型(ミニチュア)が持っている
アドバンテージを生かす遊びが
もっともっとできればいいなぁ。と考える今夜でした。

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