« WF0802用のアイテム | トップページ | 作品掲載 08.0206 »

2008.02.05

ロバート・サブダ展

「ロバート・サブダ展」を観てきました。
 仕掛け絵本展です。

 恐竜などの飛び出す絵本 を作った作家といったら
         みんな知っているかと思います。

彼の作品はもちろん素晴らしいものだったのですが、
展示コーナーのひとつ、仕掛け絵本の歴史にあった、

「のぞきからくり絵本」 がとても印象に残りました。

実物を見るのは初めてです。
じゃばら状に折りたたんである本を広げると、
                 (手前から奥へ伸ばす)
 奥行きのある一枚の風景画が広がるというものです。
 数段階重ねた絵で表現してある風景なのですが、
       それを表紙の覗き窓から観る絵本なのです。

 劇場と、駅が広げて展示してあり、
 庭園は一枚一枚に分解し展示してありました。

 似た物は、切り絵遊びや手芸などで観た事がありますが、
 それらを面白いとは思っても、
            感動したというものはありませんでした。

 なら、なぜでしょう。
 違いは覗き穴が有るか無いかです。
 「覗く」というのが大事なのでしょうか。
 それだけではないような気がします。

 いろいろ考えて、
 やっぱり覗き穴が大事なものです。
 その覗き穴によって、
  そこから見える風景を占有することができた感動。

 小さな風景が自分の手の上に乗り、
 それを観れるのは、いま覗いている自分だけだという
    優越感のようなものが生じるのではないでしょうか。

 大きな風景を、小さな小箱へ閉じ込めて、
              自分だけの世界にした感動。
 
 これなのだろうね。 と書きながら答えを出してしまいました。

さて、それで自分の模型について考えると、  

僕も模型作品を作るときに、
  表現をしたい方向だけを見せるように努めます。
 ヴィネット作品でシャドウボックスをよく使うのは
                           そのためです。

 でもこれは 大きな情景 向きでは無い手法です。
 展示会場では光源などの問題も生じます。

 いま作ろうとしているのは、1/35戦車情景。
 これまでも建物や、木、公園の壁などで背景を作って、
 見せたい方向だけから、主体となる模型を正面とするように
 配置を考えてきましたが、

 展示会作品というのは、上から見下ろされるのです。
 そうすると、その効果の大部分を失ったものとなります。

 それを考えて、去年は見せたい場面だけの情景。
 5×5cmに乗る作品を作ったりもしました。

 さぁ、どうするか。
 また面白い季節がやってきました。
 Club135のみんなは、どんな新作を持ち込むことでしょう。
 

 今年の 「中国AFVの会」 は、
             4月20日(日) 倉敷芸文館 
                      で開催だそうです。

 こんなことばかり考えるのが好きで、
                なかなか手の動かない作者より。
                      Pucephalas 

         (あれこれ書きながらも・・・)
 作りたい模型を勢いのまま作り上げた人の作品が、
               いちばん良い作品だと思っています。 

|

« WF0802用のアイテム | トップページ | 作品掲載 08.0206 »

コメント

おひさしぶりです。
ロバート・サプダ展、面白そうですねぇ。
気になっていたので私も行ってみようかな。
製作も順調のようですね。
囲炉裏の手もいい感じです。
日本の石シリーズも再開して欲しいなぁ。

投稿: ミニふぐ大佐 | 2008.02.06 09:15

 石だけでなく、伝説・物語に主題をとった作品シリーズとして再開です。
 今回は「囲炉裏の手」 これからのラインナップにご期待ください。
 などと…WFの特異な空間、そろそろ自分の好きに出品しても良いかなと思った次第です。
 元々が酒船石を出発(ここから間違っていた?)した場所なので、原点回帰ともいえるのかもしれません。 

投稿: Pucephalas | 2008.02.06 19:56

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/178893/40008296

この記事へのトラックバック一覧です: ロバート・サブダ展:

« WF0802用のアイテム | トップページ | 作品掲載 08.0206 »