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2009.08.26

三次の妖怪ものがたり

 夏の宿題として残してあった妖怪見学?を、
 昨日の休みにやってきました。

 三次にある、県立歴史民俗資料館で開催されている、
   「三次の妖怪ものがたり」 へ行ってきたのです。

 展示物は、
  稲生物怪録
   柏本 (稲生平太郎が柏生甫に口述し記したもの)
   三次実録 (後年になって平太郎自身が記したもの)
     などの文章もの
   稲亭物怪録 絵巻
   稲生武太夫一代記 絵巻
   稲生物怪録 絵巻
   稲生怪談の由来併画 絵巻
     などの絵巻数点 ほかが展示されていました。
  
 物語の内容はパネル展示ですべて紹介されています。    

さて、肝心の 絵巻が開かれた部分は
 最終日、妖怪の頭領である山本五郎左衛門が、平太郎の
勇気を褒め称えて、百鬼夜行とともに帰っていくという場面。

 それぞれに描写が微妙に違うのですが、
 特に稲亭物怪録は、違いが大きく面白かった。
 
 いままで本で観たりしたものは百鬼夜行図のようなものば
かりだったのですが、
 この絵巻は幽体のようなフワフワした人間の影が無数に
描かれていたのです。

 これは柏本にある文章から絵巻に起こされたとあって、
 江戸の妖怪ブームの影響をあまり受けていないのかも
しれません。
 怪現象も、他の絵巻に比べて、描写がおとなしい画がほ
とんどでした。
 
 もちろん、絵師が妖怪の描写に腕を奮ったというのも
楽しく観るのですが、
 こういう素朴な現象を絵にしてあると、平太郎が体験を
声を静めて語っているようで、その実在をとくに感じられ
るような気がします。

 展示は今月30日まで。
 興味のある人は、ぜひ見学に。

 ついでに古墳散策もたっぷりとできます。 

 自分・・・もちろん僕も古墳散策をじっくりと隅からスミまで
・・・・ おかげで秘境駅 (は大袈裟か) のようなところから
帰ることになりました。
                      Pucephalas

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