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2012.10.23

すごい模型

 なにげなく開いた雑誌の1ページに目が留まった。「巧いなぁ本当の柿のようだ」が最初の印象。木彫りの作品である。作者は、彫刻家・前原冬樹 とあった。

 帰りの電車で記事を読むと。ますます凄い作品であると感じられた。枝に付いた柿も、タイルの台も本物と見間違うばかりの模型。木彫りならその素材感を出すのが普通だろうと思うのだが、リアルに着色してある。光沢も巧みに調整してあって塗装もとても上手い。他の作品も載っていて、そこには自販機表面の褪色を塗装で表現してあった。蝉や蟹などの小動物も得意とされているようで、細かなディテールも丁寧に彫り込まれていた。

 どれも組み合わせでなく一木から彫られているということだ。ヤスリなどは使わず、刃物だけで仕事をされているらしい。多少荒削りにみせるほうが作品としては人の目を留めやすいと思う。これらが説明なしに展示してあったら柿だ蝉だと横目に素通りしてしまうかもしれない。それほどリアルに作られている。

 

 だがそれが木である事。ひとつの固まりから彫り出されていること。を知ってしまえば、時間と精巧さと本物のようだけど模型という事実に目と心が幻惑されてしまう。

 あぁなんか凄いものを見た。それから一週間、このページばかり開いている。

 

 技量も作家性もまったく乏しい自分だが、さぁてそろそろ模型をやってみるか。そう気分が盛り上がる。

 まずは作業する机の上に資料にする本を積んだ。もう寒くなってきたから炬燵の上だ。

        Pucephalas

 

 雑誌「美術手帖 2012 10月号・超絶技巧」より、前原冬樹の特集ページを見て。

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