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2014.03.07

跳ねた跳ねた

今回も伊藤若冲で、

 まぁるく白い像に集まる動物たち、鳳凰に群れる鳥たち。に向かうと、寒さなんか吹っ飛んだ、お腹が空いたのも忘れてしまった。

 おもしろい、なんだかとてもイイ!!

そういえば、伊藤若冲の絵は精神性から遠い気がする。
 鬼気迫る凄み。とか、哀愁などという、よくわからない大袈裟な表現は似合わない。(本当はそうではないのだろうが)淡々と描いている感じ。升目をひたすら入れてゆくのも苦でもなく、それさえ楽しんでいるのではないか?
P1010938
 動物をディフォルメして描くのは、確か晩年だったか。そう気になって、家に戻ったあと、「奇想の系譜」「奇想の図譜」辻惟雄(ちくま文庫)を読み返してみた。
 その文中。意外なことに、あの精微に描かれた、鶏の絵なども、骨格などその道の研究者から言わせると、正確ではないのだそうだ。
 しかし、若冲の眼は確かなものだったであろう。
「動植綵絵」の細やかさでそれは実証されてるし。その彼が、鶏を飼って何年も観察して幾度も描いたのだから。
 鶏らしい動きと形を出せるなら、正確さよりもディフォルメすることを選んだのではなかろうか。

 カタチが好きなのだろうなぁ。と思う。

 晩年に至って、緩いカタチを好むようになったとしたら、さらに面白い。

 「付喪神図」も、いつか必ず観に行きたいひとつだ。

さて、本を捲っているとこんな画も見つけました。
140305d
「蝦蟇鉄拐図」の蝦蟇。これも若冲のもの。
 よくみると三本足の蝦蟇が、跳ねてます。そして・・・
00seiajin01
この前、自分が作った青蛙神。

こんな偶然は、なんだかとても嬉しい。跳ねた跳ねた!!
         Puce 

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