2017.09.05

たまには物を書いてみる。

 猫又のジオラマ4作が仕上がって、今日の休みは模型に触らない、妖怪関係の本も開かないと決めた。といっても、ジオラマ展示に添える物語を書かないといけないので、下書きを推敲する。

 猫の怪異話しで創作してみた。

 家で猫を飼っていないので、猫を知るためには、友人にその様子を聞いたり、テレビのネコ番組を観たりしてほんの少しだけ可愛さが解った気になる。     散歩ちゅうに見かけた野良猫に近づくもすぐ逃げられる・・離れたところから眺めて、なんとなく面白がる。

 家の本棚から引っ張り出した猫に関してのもの、内田百閒の「ノラや」は何度読んでも切ない。行方知れずとなった飼い猫を、いつまでも待つ実小説だ。

柳田国男の「猫の島」は、怪異話しが生まれる元として楽しめる。

井伏鱒二の「庭前」は、飼い猫と一緒に作者がマムシ退治をする話し。前段では庭にいる小さな虫たちの行動が細かく描かれ、

 (この人がジオラマ作ったりしたら、巧いのだろうなぁ。作家の観察眼に感心させらる・・まてまて、だから小説家になれるのじゃぁないか)

 猫が蛇と闘う様が丁寧に書かれている。

 谷崎潤一郎?だったかな・・・猫の尻尾が自分についていれば、面倒な応対は寝転んだまま尻尾で応えることができるのに。そんなことを、書いていたのは。

 ほとんど部屋で寝っ転がってPC作業したり、本を読んでいたので、なんとも自分らしい一日。夕方に窓から入る風が涼しい。

 ニンニクを効かせたタレに鶏肉を漬け込んでいたのを取り出して、食事の支度。休日だ、早めのお酒でいい、氷を入れて焼酎を注ぐ。つけ合わせにオクラをバター炒めして、チーズを入れる。少し焦がして醤油で香ばしく仕上げ。

 もう湯割りでいいかとお酒を注いで、オクラの味見。わさび入チーズにしたのがよかったのか、いつもと味が違ってちょっと美味い。食卓に行く前に、3分の1は台所で酒の肴になってしまう。

 さぁて、あとは書類を印刷して今回の遊びは完了だ。

 

 こんなジオラマを作りました。

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                       Puce

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2017.08.08

夏の終わり・・・

  先週末にSPICEメンバー3人集ってイベント打ち上げを焼鳥で、美味しいお店だったので気分もお腹も満足に。2件目はお酒と甘いモノで、まったりと。・・・そしたら僕の夏はもう終わり。

  ・・・・といっても部屋でゴロゴロするにもスペースが無いので、仕事休みの本日は部屋の片付けから。
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そうそうイベント翌日は、デルボーの絵が観れるというので渋谷まで。
入り口すぐのボスとプリューゲルには人だかり。仕方がないので後ろから頭越しに観る。それを過ぎれば、骸骨と美女が増えてきて、フェリシアン・ロップスの画で足が留まる。
ダンスする骸骨(死神)に、悪魔と美女。脇に描かれるオブジェが妙なカタチ。妖しくて美しくてちょっとだけ滑稽な画ばかりで楽しい。
 ポール・デルボーは「海は近い」ほか3点と、骸骨のスケッチなどあった。
 遠い昔の廃墟なのか近代の街なのか、明るい月夜、ぼんやりした色の中に居る女性達は生きているのか幽霊さんなのか・・・
 マグリットの絵などを過ぎてシュールレアリズムの造形物に笑ってお終い。(逆さ吊りの骸骨が太鼓に打ち付けられていたりする)
 
 もうお腹いっぱい。
 時間つぶしに本屋に入れば、
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  澁澤龍彦のコーナーが広く設けてあって驚いた。なんと没後30年とある・・・帯封と無料配布の冊子欲しさに文庫を買ったけど、こんな表紙になるなんて・・・でも作家さんは、それもいいさと面白がるのだろう、きっと。
  ツクモガミなんて作って遊んでいる僕は、昔も今もその世界を楽しんで読んでいるのが可笑しい。
  んっ、昔? たかだか数十年、古道具は百年経たないと化けられない。
 さて、鞄の中身を出して本棚に入れ、イベント会場から戻ってきた荷物も片付けた。さぁ、一日じゅうダラダラとするのだ・・・ともいかず、
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猫又がもう少し遊びたがっている。
広島市内のミニチュアショップで展示と販売してもらえるそうなので、「ろっく猫又」を製作。着物の色は赤に変えてみました。
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猫の怪異話しと絡めたジオラマを製作中です。
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ちょっと出かけて、
あぁ、夜もいい時間。お酒を注いでゴロゴロとしてもいいだろう。
                   Puce

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2017.07.15

ネコマタ忍び込む・・

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  7月11日(火)の中国新聞セレクトで、「コレクターズショップ 茜 (AKANE) 」さんのお店紹介記事が載りました。
  春にはツクモガミたちのジオラマを、ギャラリースペースへ飾らせてもらったりして、いつもお世話になっているお店です。
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  忍び込むのが巧いネコマタ・・・こっそり載っけてもらっていたりします。

  夏のイベント後に、「ろっく猫又」を飾ってもらえるかも。新作のジオラマなど展示を考えちゅう。
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Collectors shop 茜 (AKANE) さんは、
 広島市中区袋町6−17  3F  (袋町小学校近く)
TEL 082-247-1371
am11:00からpm18:30(火・水定休)
  カーモデルやフィギュアなど完成品のミニチュアが綺麗に飾られていて、ショウケースを眺めて楽しいお店です。ぜひどうぞ。
                          Puce

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2017.05.23

ムダな時間は楽しい、

  よい天気、長袖のシャツを腕まくりするくらいの陽気。

  本日は仕事休み、ひさしぶり妖怪たちの悪さ無く、ドキドキやワクワク、ましてムカムカも無い、いつもの日常に戻ってしまった。
  ツクモガミ新作にパテ盛りすればすることも無くなったので、散歩がてらに食材買い出し。煮込みのなべを回しながら、キュウリで田楽ミソをすくって軽くお酒の休日とする。
  小泉八雲と泉鏡花の本をパラパラめくりながら、ピスタチオを割り。新作ツクモガミの正体ほ解明すべく山海経の化け物解説を読みながら、ウィスキー。まったく得る事もない時間を、変な生き物の姿に笑いながらのんびりと・・・。
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こいつらと「火車」を絡めてジオラマやるかと、腰を上げれば、材料を切らしていたので仕方がない。ビールを注ぐしかない暑い日。
  なんか焦げ臭い・・・・
                          puce

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2017.05.16

三次で妖怪浮世絵展やってます。

5月の連休中に、ひとりぶらっと広島の県北、三次まで。

ギィギィガタゴト、ふるめの電車に揺られて、
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妖怪の浮世絵を観に行ってきました。
「奇々怪々! 妖怪・おばけ浮世絵展」
            奥田元宗・小山女美術館

はじめの展示室は、猫がお迎え、
狐の怪、オオサンショウウオ、ワニザメなど動物たちが並べられています。安倍清明のお母さん狐も観れます。

第2展示室は、源頼光、俵藤太、宮本武蔵の妖怪退治。
有名な、酒呑童子や、ガシャドクロなど。

第3展示室には幽霊さん。ちょっと怖いですが、綺麗な幽霊さんもいらっしゃるので、どうぞ奥まで。「提灯お化け」が愉快に跳ねる、化け物婚礼絵巻も広げられています。
SPICEの「化け提灯」は、この画を元にした模型です。
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歌川国芳・葛飾北斎・歌川国貞などの有名絵師の画が展示されていますが、特に多いのは「月岡芳年」で、残虐絵は少なく、線の細い美人画などが飾られているのは楽しめます。
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お菊さん(皿屋敷)、お露さん(牡丹灯籠)、八重垣姫、桜の精など綺麗な幽霊・妖怪に会えますよ。
美術館のある三次といえば、妖怪退治のお話でも有名な場所。来夏には妖怪画などを展示する博物館も開館するとか。
SPICEでも前に作った事があるお話。「稲生物怪録」
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7月5日の怪   カニ石登場 を模型にして遊んだのは2008年のこと。
この頃よりは、僕も作風が少し変わったでしょうか・・・
夏へ向けての新作ツクモガミ(猫又と巾着)に着手しました。
                        Puce

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2017.01.04

今年もはじまり

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さぁさぁ、引き続き妖しいモノを作ってゆこう。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


まずは、2月のワンフェスでSPICE-Oningyohanの活動から。
                      Puce

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2016.12.31

今年もおしまい

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2016.10.31

バケモノゾロゾロ

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ハロウィンでお化けが出てるらしいので・・・家に居るバケモノが騒ぎ出した。
さぁて、冬に向けて新しい仲間をツクルとします。
               Puce

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2015.10.13

歌川国芳展を観てきました。

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「歌川国芳 展」を観てきました。

水滸伝などの武者絵から、役者絵・美人画・風景画そして妖怪を描いたものがたっぷりと並べられています。
 崇徳上皇、がしゃ髑髏、九尾の狐などよくお会いするものから、初めて見かけた酒呑童子の生首、蝦蟇仙人までじっくりと見物。
 酒呑童子の生首を連れて凱旋する頼光はとても興味深い場面。
 蝦蟇仙人は背景も蝦蟇の岩?で、ジオラマにしたいくらい。
 源義平の怨霊が雷雲に乗って雷を放つ画は、音も聴こえてきそうなくらい華々しい大活躍。素晴らしい。
 あぁ、堪能した・・・・と気を抜いた出口付近で足が留まる。
 肉筆画の「舌切り雀図」
  河童・ひとつ目・ろくろ首らの中に、正体不明の生意気そうなモノがいる。・・・鯰?蛙?・・・ナニが化けたか、とても偉そうだ。イイ!!


 僕も、冬に向けて妖怪をツクろう。
 ナニにするか? いい気分なので、少し派手目なものを選ぶとしようか。
 
ツクモガミのジオラマは、羽釜も進めています。
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 さぁて今夜は、国芳展の図録で酔っぱらう。
             Puce


2月の模型イベントにSPICEで参加決まりました。
歌川国芳の絵を立体化した「金魚づくし」
泉鈴さんの作品は、SPICEの人気アイテム。情報はブログ「金魚の泉」で綴られています、こちらもどうぞよろしく →

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2015.08.10

イベント後日

模型イベント参加を終えた翌日。

しばらくぶりに朝寝坊ができるシアワセを感じつつ、清掃の音に起こされてホテルを出る。
 向かうは神保町。
 ツクモガミが売れたおかげの小遣いを財布に入れて。
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入手できた澁澤龍彦のハードカバー本は、この2冊。
アンソロジーの「変身のロマン」は、泉鏡花の高野聖、上田秋成の夢応の鯉魚、などが収められた好みなもの。
 大判本の「夢の博物誌」は、雑誌・みづえ の作家追悼号を再録したもの。
そして今回は思いもかけず、探していた一冊を入手することができた。
絶版本ではないのでいつか手に入るだろうと楽観して思いながらも20年あまり、本屋でみかけたことがない本。
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「キルヒャーの世界図鑑」工作舎
澁澤龍彦の遺作となった、「高岳親王航海記」の挿絵に使われている支那図説などか収録された本で、澁澤龍彦も文を添えている。
 出版は1986年4月で、入手したものは同年5月に第2版と記されている。
 驚いた、そんなに売れたのだろうか。
挿絵を眺めてるだけで、存分に楽しい。
 さて、本を棚に収めて満足する。
 冬はナニを作ろうか、
 いろいろ夢想しながら、ウィスキーに炭酸そそいで暑さをしのぐ夜である。
           Puce

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